トラムセット服用中の車の運転は気をつけよう

 

医薬品にまつわる事故が起こったこともあって、「トラムセットを服用中に、車を運転してもいいの?」と疑問を持っている人もいるはずです。

 

まず最初に確認しておきたいのは「添付文書」です。

 

眠気、めまい、意識消失が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。なお、意識消失により自動車事故に至った例も報告されている。
参考ページ:トラムセット添付文書

 

↑を見るとわかるように、車の運転や機械の操作は控える必要があるとされています。医師にも「車の運転は控えてください」と言われるでしょう。

 

車の運転にはどんな危険性がある?

 

トラムセット服用中は車の運転は控えたほうがいいことは説明した通りです。では、なぜNGなのか、どんなリスクがあるのでしょうか。

 

ここで注意したいのは、「トラムセット服用によって、体がどんな状態になるか」という部分です。

 

副作用症状

確率

眠気

25.9%

めまい

18.9%

幻覚

1%以下

注意力障害

1%以下

参考ページ:トラムセット配合錠副作用【吐き気や眠気などの症状アリ】

 

↑の一覧は、トラムセット副作用の症状のうち、車の運転に支障が出そうなものとなります。他にも障害になりそうな副作用はいろいろありますが、確率の高い所で言えばこのあたりでしょう。

 

特に気になるのが「眠気」と「めまい」です。運転中に現れると事故につながる恐れもありますが、合算すると40%以上の確率となります。そのため、「自分は大丈夫」と油断して運転してしまうと、思わぬアクシデントにつながる可能性があります。

 

また、トラムセットは脳内のノルアドレナリンの量を増やす働きがあります。ノルアドレナリンが増えると、性格が攻撃的になり、イライラしやすくなることがあります。そうなると、スピードの出しすぎ、車間距離を詰めるといった危ない運転になってしまう可能性もあるのです。

 

そういった意味でも、トラムセットの服用中は運転は避けましょう。トラムセットの場合、一定期間服用を続けると副作用がだんだん弱まってくることがあるので、眠気などが出にくいことがわってはじめて医師に車に乗ってもいいかどうか相談してみるべきでしょう。